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『この街と、住人に幸あれ』
                      古河秋生


みなさんCiao!ともです。

さて、今日から短編集、『東方夏祭~A Summer Festival.』を集中連載します。
後日公開予定のオリジナル作品との関連もあるかもしれませんのでどうぞよろしく。



東方夏祭~A Summer Festival.


夏の日差しがじりじりと境内を灼く真夏の午後、博麗神社の巫女、博麗霊夢は縁側でだらけていた。
一応日陰にいるのだが、地面から立ち上る熱気で額には玉のような汗がにじんでいる。
境内の木ではセミの大合唱が爆音よろしく響いている。
「あ~、暑い。幽霊の一匹でも捕まえてくれば涼しくなるかしら・・・。
もしくはあの氷の妖精をうまくだまして連れてくるとか?」
スイカバーをあげるよ、とでも言えばホイホイついてきそうね、と独り言を呟き、起き上がる。
「いいのかい?そんなにホイホイついて来ちゃって~、みたいな?・・・暑い」
いろいろ考えても行動に移さない、なぜなら暑いから。めんどいから。

相変わらず参拝客の姿の見えない境内に目をやる。
手水鉢はすっかりひからびて水を掬う柄杓も長い間使われていないために黒ずんでしまっている。
どうせ使う人もいないし、いっか。そんな巫女にあるまじき結論に達したちょうどその時、
空から何か黒いものが降ってくるのが見えた・・・ような気がした。

気づけば霊夢は鉄板のように熱くなった境内に倒れ、その上には黒い塊が乗っかっている。
一呼吸おく。急に背中が熱くなる。
「熱い熱い熱い!降りて、魔理沙!はやく!」
「あ~、悪い、霊夢」
黒い塊がもぞもぞと霊夢の上から降りた。
霊夢は強打した背中をさすりながら立ち上がり、不機嫌そうに魔理沙に向き直る。
「魔理沙、気をつけてよね。すっごく痛い、そして熱い!」
「悪い悪い。今日はなぜだか箒の勢いが止まらなかったんだ」
特に悪びれたふうでもなく魔理沙は言う。
「そうですか。で、今日は何の用?」
もういい、とでも言いたげに霊夢は縁側に腰掛けた。魔理沙もとなりにどかっと座った。
「ああ、今日はおまえに聞きたいことがあったんだ」
「なに?」
縁側につるした風鈴がちりんと音を立てた。
「博麗神社には夏祭りってないのか?」




はい、第一回目、終了です。
それでは、また明日。Ci vediamo!

BGM♪/小さな手のひら
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っていうか名前変えたんならリンク変更しなくちゃいけんからちゃんと上告しておかんかバカモノめぃ。

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